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佐藤裕樹 -元祖 京都 御所車-
 

佐藤 裕輝(さとう ゆうき) -元祖 京都御所車-

手作りにこだわり続ける京都の職人が、竹職人にいたる経緯は・・・

佐藤氏は、茨城県は笠間藩(かさまはん)刀鍛冶(かたなかじ)の末裔(まつえい)になります。
京都の職人であり、家紋が数少ない8本の御所車から「元祖 京都 御所車」と名付けました。

元は鉄工関係の仕事をしており、職で得た技術や機械操作も竹を加工する技に使用しています。
加工機械も自分が使いやすいように改造し、まさに昔取った杵柄(きねづか)のおかげです。

 
佐藤氏が作品を作ろうと思ったきっかけは?

1996年、華道の師範から「割れない竹製の花器を作ってほしい」
と頼まれたのをきっかけに、本格的な竹の研究をはじめました。

「物は綺麗であれば良い」利休の1本の花を活ける生き方に感動し 「竹は割れる。だが何事も出来ない事は無いはず」
「割れないようにできないだろうか・・・」、「割れても修理できないだろうか・・・」それが、竹との運命的な出会いであり製作するきっかけとなりました。

1999年頃から竹に加工を施す和風ランプの行灯製作に取りかかり、現在に至っています。

 
佐藤氏の作品におけるこだわりは?

「乾燥が進むにつれ簡単に割れます」
特に太い竹(18cm以上)は入手が困難で、日々割れとの戦いとなっているのが現状です。
幸い、この数年でかなりの数を確保しており、当面は心配していません。

家庭に置かれることの多い竹の行灯を、温度管理された状態での乾燥は一切していません。
伐採後は自然の温度・湿度となじませ、四季の寒暖を通し長い年月をかけ、熟成乾燥をさせるのが一番です。 加工する工房も気候に影響されないように、エアコンや暖房器具は一切ありません。

虫くいやカビにも注意し、割れが止まるまで、割れたら切る。割れたら切る。の繰り返しで、やっと「加工が施せる竹」となります。

「それでも割れる」
仕方の無いことですが、完成後に割れた竹の修復には莫大な時間と費用をついやし、納得できる技が得られました。 この接合に関する内容は、独自の技法であり掲載は差し控えさせていただきます。

この技法が確立できたことで、竹の製品を自信もって販売することができるようになりました。
このおかげで、全ての作品に一年間の無償保証を付けることができます。

「竹はまっすぐには切れない」
無理をして切ると、焦げたり、人間の爪の根本にもできる「さかむけ」が竹にも発生します。
竹の筋に沿って切り、少しずつ時間をかけ丹念にダイヤモンドソーを使用し、手で研磨して行く必要があります。

竹のカットは曲線も大変ですが、直線には最善の注意と神経をはらいます。
このように、和風ランプの行灯製作には手作りゆえ時間がかかることをご理解して下さい。

 
佐藤裕輝

京都は南山城の竹が一番自分にあっていますね。竹にも雄と雌があり1本・1本丹念に探した中から「いい製品に仕上げるから」と声をかけ伐採しています。中には「来年に捕りに来るから」と待ってもらう竹もあります。

竹の雄と雌の違いで、地面から掘り出す位置が変わるそうです。伐採後は直射日光にあてないよう慎重に持ち帰り綺麗に水洗いされます。

竹の乾燥は四季を通し一番気にとめる必要があります。切り出した時には長さも1mありますが、割れたら先端を切る。この繰り返しで、50cmにもなる事もあります。

竹の加工に適するまでの安定期間として最低4年から5年をついやし自然に乾燥させています。

職人の工房にはところ狭しと、無数の加工を待つ大・中・小の竹が大事に保管されているのが印象的でした。

長い年月をかけて乾燥された竹
割れた竹を接合

加工を施し商品として仕上げた後に割れる事もあります。以前は破棄していた事もありますが、試行錯誤の結果、割れても接合させる特殊な技法を開発した事によって以後の製作における自信が得られました。

接合部は人間の骨が折れた場合と同様に、同じ場所は割れにくい。万が一割れた場合には、製品の修理もできることでお客様には末永く使用していただきたいと思っています。全ての商品に一年間の無償保証を付けています。

 
佐藤氏からのメッセージや今後の展望は?

一番の思いは、和風ランプの行灯に加工した直線や曲線の風合いが一つの灯りを通してともされ、
この灯りをきっかけに何か一つでも語りつくせるような、商品の存在価値であってほしいと思います。
家族の会話もふえ、家族の輪もより一層深くなっていただければ、職人冥利(みょうり)につきます。

加工する技術も機械を改良し使いやすい物へと変更させ、
常により綺麗な作品作りを心がけております。
今後は行灯だけではなく、家族皆様が使用して喜ばれる作品の考案や
竹を通して触れあえる製品も手がけて行きたいと思っています。

最後に、竹を使用した加工技法を新しい伝統技術として後世に残す事も大切で、
やる気のある職人を募集し、出会える事を楽しみにしています。
お問い合せ」からご連絡をお待ちしております。

 

お客様がイメージした行灯のご依頼にも、柔軟に対応させていただきます。
何なりとお問い合せからご連絡下さい。

 

【プロフィール】

1996年 9月 元祖 京都 御所車 竹職人 創作開始。
2002年 4月 TBSの人気番組 渡る世間は鬼ばかり
スペシャル番組に作品を寄付 感謝状を授与。
2002年10月 バンブーデザインコンペ2002「奨励賞」受賞。
2004年 1月 京都伝統産業工芸会 会員となる。
2004年 6月 宇治市・三室戸寺に行灯を提供、数体を奉納。
その他 高山寺・高台寺にも各奉納。
  現在、有名百貨店において実演要請を受け活動されています。
 

【メディア情報】

  • 京都新聞
  • NHKぐるっと関西
  • TBS【渡る世間は鬼ばかり】
 
佐藤氏作品のご紹介

竹行灯シリーズ

竹行灯(竹の直線美) 竹行灯(竹の曲線美)
竹行灯(竹の直線美)
52,500円(税込み)
竹行灯(竹の曲線美)
45,150円(税込み)
竹行灯(竹の和柄美) 竹行灯(竹の花柄美)
竹行灯(竹の和柄美)
36,750円(税込み)
竹行灯(竹の花柄美)
31,500円(税込み)
竹行灯(竹の装飾美) 竹行灯(竹の四面美)
竹行灯(竹の装飾美)
21,000円(税込み)
竹行灯(竹の四面美)
18,900円(税込み)
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